種類別飼育方法

初心者おすすめの入門種!グッピーの飼育方法まとめ

グッピー

小型で丈夫、しかも美麗な体色をもつグッピーは、初心者にも飼いやすい入門種として人気があります。これまで熱帯魚を飼育したことがない人も、どこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

グッピーは繁殖・稚魚の飼育ともに容易なため、複数代にわたる飼育も楽しむことができます。特定の体色や美しく整ったヒレ模様を持つ個体を出現させようとすると奥が深く、初心者向けでありながら一生をかけて向き合うこともできる熱帯魚です。

基本データ

名称 グッピー
学名 Poecilia reticulata
分類 メダカ(卵胎生)グループ
体長(成魚) 5cm
寿命 1年程度
飼育環境・飼育難易度
飼育温度 26℃前後
飼育水 pH7.0
市場価格 300~5,000円(体色や模様の希少性により大きく変動)
総合飼育難易度 ★☆☆☆☆易     難

飼育のポイント

水槽の大きさは繁殖を楽しむなら45cm以上がベター

グッピーは小型種のため、30cm規格水槽で十分飼育することができます。ただ、オス・メスを一緒に飼育しているだけで勝手に増えていくほど繁殖が容易なので、いつの間にか水槽が手狭になってしまう可能性は否定できません。せっかくだから繁殖にも対応できるようにしたい、という場合には余裕を持った45cm規格水槽の使用をおすすめします。

底砂は大磯砂かソイルがおすすめ

グッピーの飼育において、特定の機能や性質をもった底砂の導入は必要ありません。そのため、汎用的かつ半永久的に使用できる大磯砂の導入がお勧めです。ただし、大磯砂には貝殻等のpHを変化させる異物が入っているものがあるので、貝殻等処理済みのものを購入するか、自身でしっかりと処理をしてから使うようにしましょう。

また、グッピーと同時に水草を飼育しようとする場合には、水草が根を張りやすいソイルを用いるのがお勧めです。

フィルターは外掛け式もしくは上部式を使用する

グッピーは特別に水を汚す種ではないので、フィルターの選定にそれほど神経質になる必要はありません。30cm水槽であればメンテナンスが容易な外掛けフィルター45cm水槽であればもう少しろ過能力の高い上部フィルターを使用してあげればよいでしょう。どちらの場合でも、グッピーが繁殖することを前提にする場合は、フィルターの吸引口にスポンジ等を取り付けて、稚魚が吸い込まれるのを防ぐ処置が必要です。

餌は一般的な人口飼料でOK

グッピーの人工飼料への餌付けは非常に容易です。というよりも、飼育者は特に何もする必要はありません。グッピーの口に入るサイズの餌であれば、フレークタイプ・顆粒タイプを問わず始めからパクパクと食べてくれます。

混泳について

同種との混泳 (容易)
他種との混泳 (容易)

グッピーの混泳について、まず同種との混泳は何の問題もありません。同じ水槽に入れれば、勝手に仲良く泳いでくれます。他種との混泳は多くの熱帯魚とOKなのですが、いくつか注意点があります。まず、グッピーのひらひらしたヒレをかじりに来る、モーリーやローチといった種との混泳は控えるべきです。

また、グッピーは何度も説明する通り放っておくとどんどん増える熱帯魚のため、いつの間にか混泳魚のスペースが圧迫されていくことになりかねません。グッピーの繁殖を考えるのであれば、他種との混泳は避けるか大型の水槽を準備してあげましょう。

繁殖について

繁殖方法

飼育下での繁殖 (容易)

グッピーの繁殖は、熱帯魚の中でもトップレベルに容易で、オス・メスを複数飼育し、あとは健康な状態を維持するだけです。1~2カ月もすれば、いつの間にかお母さんのお腹から稚魚が泳ぎだしてくるでしょう。

後は共食いに注意すべく、水槽内に少し多めの水草を入れたり、隔離箱(サテライトと呼ばれます)を用意して水槽に設置し、そこでしばらく飼育してあげればOKです。

グッピーの繁殖力の秘密-「卵胎生」とは?

驚異的な繁殖力をもつグッピーですが、その秘密は卵胎生という性質にあります。熱帯魚だけでなく世の中の多くの魚は、岩場や水草などに卵を産み付けて、あとは放置するだけです。子供たちは卵の状態で外の世界へ出ることになります。

しかし、卵胎生の魚は卵を自分の胎内(お母さんのお腹の中)で孵化させ、子供たちは稚魚の状態で外に出てくるのです。この卵胎生のおかげで、グッピーは卵を産み付ける場所を気にせず繁殖できるほか、子供たちの生存率も飛躍的に上昇します。

なお、繁殖させたくない場合には、オス・メスを同時に飼育しないくらいしか対処法がありません。グッピーは外観でオス・メスの区別が容易(メスの方が大型で、オスのほうが体色が派手)なため、ショップ等で事前に「オスのみ、メスのみ」を購入したり、水槽内で隔離するようにしましょう。

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