まずはじめに

水槽用照明の種類と特徴を解説!!

水槽用ライト

熱帯魚飼育用の照明は、一般的に使える2種類(蛍光灯とLED照明)とややマニアックな1種類(メタルハライドランプ)が販売されています。

蛍光灯

蛍光灯は、熱帯魚飼育で昔から使われている製品です。30~90cmまで、様々なサイズに対応した商品が用意されています。

価格も安価で、初期コストは1,000円~2,000円と言ったところです。一部の特殊な用途を除き、照明としての役目もきちんと果たしてくれます。

反面、他の蛍光灯照明と同じように定期的(半年~1年)にランプの交換が必要です。使い始めと終わりでは明るさが異なるので、長い期間で見ると光量が安定しません初期コストをとにかく抑えたいという人におすすめです。

LED照明

LED照明は、2000年代以降市場に出回りだし、一気に浸透してきました。こちらもサイズの展開は豊富です。光量が安定しているうえ、長寿命なので、一度購入すればかかる費用は電気代だけです。そして他のLED製品の例に漏れず、省エネのため電気代も格安といいこと尽くめ。

現在流通している水槽用の照明は、このLED照明が主流です。

メタルハライドランプ

メタルハライドランプ、通称「メタハラ」は、熱帯魚飼育用の照明でもマニアックな部類に入ります。

特徴は、高温・高光量・高コストの高いづくしです。最低でも数万円する本体と、エアコンや冷蔵庫とは比較にならないくらい高い毎月の電気代。しかしながら、一部のサンゴやイソギンチャクを生育するのに欠かせない高光量を実現できます

そして、冬は部屋の暖房が要らなくなるくらい高温になってきます。逆に言えば、夏の惨劇は察して知るべしですね……。

基本的には、このランプがないと生育できない一部の(マニアックな)生き物を飼わない限りは無用の長物です。常に選択肢にあがってくるような種類ではありません。

まず熱帯魚飼育をはじめてみようと言う人は、蛍光灯かLEDを選択すれば間違いありません。お財布事情やデザインなどを比較して、決めていきましょう。

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