まずはじめに

熱帯魚の追加投入を成功させるための4つのポイント

水槽に入れる直前のカクレクマノミ

熱帯魚を追加投入する際、購入から水槽へ入れるまでの基本的な流れは変わりませんが、追加する場合にだけ特別に気を付けておくべきことがあります。

最大飼育可能数

金魚鉢で金魚100匹は飼えませんし、家の水槽でマグロは飼えません。所有する設備によって、飼育できる熱帯魚には限界があるのです。その限界を超えてしまうと、酸欠やストレス、水質の急激な悪化などで水槽崩壊の憂き目にあってしまいます。

特に初心者の場合には、次の基準以内に収めるようにしましょう。

最大飼育可能数
魚の体長を合計し、飼育水1リットルにつき2cmを超えない範囲
最大飼育可能サイズ
水槽の最短辺の1/3まで

具体的に、30cm水槽(W30×D19×H25・水量12リットル)を例にとると…

最大飼育可能数
12リットル×2cm=合計24cmまで飼育可能。ネオンテトラ(体長3cm)であれば、8匹が上限
最大飼育可能サイズ
19cm÷3≒最大で6cm程度の熱帯魚まで飼育可能

となります。

先輩魚との相性

どこの世界でも、先輩との相性は重要です。特に水槽の中は逃げ場がありませんから、熱帯魚にとっての相性は死活問題になります。

最も気を付けなければならないのは、捕食-被捕食の関係にある魚です。間違いなく弱い側は食べられてしまいます。

その他にも、生活圏が重なっていたり、同種・近縁種間でやたら争う種類も少なくありません。最近はインターネット等ですぐに調べられますし、それでもわからない場合はショップで質問すれば教えてもらえます。

購入してから後悔することのないよう、必ず事前に確認するようにしましょう。

夜間に導入する(ストレス最小化)

追加する熱帯魚はもちろんですが、元から水槽にいる先輩魚にとっても、魚の追加はストレスになります。これまでの生活圏に見ず知らずの熱帯魚がいきなりあらわれるのですから当然です。

そこで、それらのストレスを少しでも和らげるためにお勧めなのが、消灯後に熱帯魚を追加する方法です。水槽内が暗くなると、熱帯魚は寝ます。(一部の夜行性なまずなどは除く)

その間に導入を済ませてしまうと、それほど混乱が起きません。

追加翌日まではエサを与えない

熱帯魚も人間と同じで、ストレスを感じると食が細くなります。そんな状況でエサをあげても、食べ残しとして水槽内に残り、水質の悪化を招くだけです。

追加した当日・翌日はエサをあげずに様子を見るようにしましょう。

いかがでしょうか。初めの導入とは少し違った気遣いが必要なのがわかると思います。ただ、熱帯魚が増えればそれだけ水槽が華やかになりますので、ぜひ挑戦してみてください。

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