まずはじめに

アクアリウムを始めるまでにやっておきたい4つのこと

用具一式がそろった水槽

これからアクアリウムを始めようと思っている方に質問です!
飼育したい生き物(熱帯魚など)を決めて実際に飼い始めるまでの準備にどれくらいの時間をかけようと思っていますか?

早く始めたいからといって、特に準備をしないと後々後悔することになるかもしれません…。

アクアリウムは準備に時間をかける

アクアリウムを始める際は、準備にじっくり時間をかけて始めることをおすすめします。アクアリウム水槽の維持は、熱帯魚などの生き物を水槽に迎えてから2週間後あたりに難しさのピークが来るといわれています。しかし、準備をしっかりとすればその難易度を一気に下げることができるのです。

目安として最短でも3週間、できれば6週間くらいの準備期間を設けることで、失敗の確率を限りなくゼロに近づけられます。

具体的に行うことは以下の4つの手順です。

アクアリウムを始める前にやるべき4つのこと

情報収集(1日~1週間)

まずはアクアリウムの主役となる生き物に必要な飼育用品について情報を収集しましょう。

アクアリウムを始める理由として、多くの場合「この熱帯魚が買いたい」といった願望があると思います。

購入前にその生体を飼うには何が必要なのか、自分の技量で問題なく飼えるのかを確認することが重要です。

飼育用品の購入(1日~3日)

次に、集めた情報を元に水槽やフィルターなど 、必要な飼育用品を購入します。

その際注意しなければならないことは、この時点で購入するのはあくまで飼育用品だけということです。後述する水つくりで水槽内の環境を整えるのにかなりの時間が必要なので、熱帯魚を同時に買うことは絶対に止めましょう。

飼育用品のセッティング(1日)

購入した水槽やフィルター、照明をセッティングしましょう。。初めての場合は、レイアウトにこだわらなくてもそれなりに時間がかかってしまいます。あせらずにゆっくり時間をかけて進めましょう。一通り設置し終えたら熱帯魚を迎えいれる新居の外枠が完成です。

水つくり(2週間~4週間)

いよいよ準備のメインとなる水つくりです。この作業を行うことで生き物が住みやすい環境(=魚が本来住んでいる川や海の環境)に水槽の水を近づけていきます

水つくりをした水としていない水の大きな違いは、水の浄化機能の差です。魚の糞や食べ残しなどの不要物を分解できる能力があるかないかということになります。

自然界では、当然これらの不要物は分解されていきますので、水槽の水も時間をかけてこれに近い状態にしてあげましょう。

熱帯魚の購入・水槽へ(1日~3日)

水つくりが完了したら、いよいよお目当ての生き物を買いに行きましょう。

購入した生き物を水槽の中へ入れる時にも注意が必要です。いきなり袋からドボンと入れてしまうと袋の中の水質と水槽内の水質の差で弱ってしまったり、最悪の場合そのまま死んでしまったりする可能性があります。

無事、水槽の中へ入れてあげることができれば、本当の意味で熱帯魚飼育の始まりです。

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